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プリンセスマインド

あなたの価値は、あなたが決める。

マインドセット STEP5

愛される準備ができた人は、たぶん本人が一番気づいていない

愛される準備ができた人は、たぶん本人が一番気づいていない

「私はいつになったら恋愛できるんだろう」

そう思ったことがあるなら、少しだけ聞いてほしい。

周りの友達が次々と結婚していく。「紹介しようか?」と言われても気が乗らない。マッチングアプリを入れてはみたけど、プロフィールを書いている途中で手が止まる。自分の何をアピールすればいいのか、分からない。

焦っているわけではない。嘘だ、少しは焦っている。でもそれ以上に、どこか準備ができていない感覚がある。「今の私のままで誰かの前に立って大丈夫なのか」という、漠然とした不安。

自分を変えてからじゃないと。もう少し痩せてから。もう少し自信がついてから。もう少し自分を好きになれてから。

その「もう少し」は、いつまで経っても終わらない。

この記事は、「もう少し」を繰り返している自分に、そろそろ気づき始めた人に向けて書いています。


「準備ができてから」は永遠に来ない

最初に、身も蓋もないことを言う。

完璧に自分を好きになってから恋愛を始めよう、と思っているなら、それは一生始まらない。

自己受容も、自分基準も、自己肯定感も、100点になる日は来ない。PRIELLEはこれまでの記事で、自分を認めること、自分の基準で選ぶこと、好意を受け取ることを伝えてきた。でもそれは「全部できるようになってから次に進みましょう」という話ではない。

60点でいい。もっと言えば、40点でもいい。

昨日より少しだけ、自分を否定する回数が減った。SNSで誰かと比べて落ち込む頻度がちょっと下がった。コンビニのレジで「こっちが食べたい」と選べるようになった。友達の前で一行だけ本音を言えた。好意を差し出されたとき、反射的に「大丈夫」と言わずに2秒止まれるようになった。

それだけで、十分に「準備」は始まっている。

愛される準備は、完成するものではなく、始まっている状態のことだ。


あなたが思う「理想の自分」は、本当に必要か

「もう少し自分を変えてから」と思うとき、頭の中にはぼんやりと「理想の自分」がいるはずだ。

5キロ痩せた自分。肌がきれいになった自分。

会話が上手くなった自分。

趣味が充実して、休日にキラキラした写真を撮れる自分。

その自分なら、誰かの前に自信を持って立てる気がする。その自分なら、愛されてもおかしくない気がする。

でも考えてみてほしい。

あなたが大切にしたいと思える人——まだ出会っていなくてもいい、こういう人がいたらいいなと想像する人——その人は、あなたの体重を測るだろうか。あなたの趣味の華やかさを採点するだろうか。

PRIELLEが描いてきた「大切にされる」の形を思い出してほしい。

何気なく言った一言を覚えていてくれること。変わることを求めずに隣にいてくれること。小さな変化に気づいてくれること。弱さを見せても関係が壊れないこと。

どれも、あなたのスペックとは関係ない。

あなたが5キロ痩せていようがいまいが、あなたの言葉を覚えてくれる人は覚えてくれる。趣味がインドアだろうがアウトドアだろうが、あなたの変化に気づく人は気づく。

つまり、あなたが「これが揃わないと愛されない」と思い込んでいる条件リストは、相手側からすればほとんど関係がない。

あなたが「足りない」と思っている部分は、相手が求めてすらいないものかもしれない。


愛される準備とは何か

では、愛される「準備ができた状態」とは具体的にどういうことか。

PRIELLEが考える準備は、外見を整えることでも、コミュニケーション力を上げることでもない。

三つだけだ。

  • 一つ目。自分がどういう人間かを、自分で分かっていること。

何が好きで、何が嫌いで、何を大切にしたいか。完璧に言語化できなくてもいい。「私はたぶんこういう人間だと思う」くらいの、ぼんやりした輪郭があること。

「何でもいいよ」ではなく「パスタがいいな」と言えること。診断結果ではなく自分のときめきでリップを選べること。こういう小さな積み重ねで、あなたの輪郭はもう育ち始めている。

  • 二つ目。自分を否定し続けていない状態であること。

「自分を好き」でなくてもいい。「まあ、これが私だよな」くらいの温度で、自分と折り合いがついていること。自分に対して毎日「足りない」と言い続けていない状態。

完全にジャッジを手放すことはできなくても、「あ、今、他人のものさしで自分を測ってたな」と気づけるなら、それで十分だ。

  • 三つ目。差し出されたものを受け取れること。

これがたぶん、いちばん難しい。でもいちばん大事だ。

誰かがあなたに好意を向けてくれたとき、「私なんかに」と弾かずに受け止められるかどうか。「ありがとう」と言えるかどうか。

100回中100回できなくてもいい。10回に3回でも、「大丈夫」ではなく「ありがとう」が出てくるようになっていたら、それは準備ができ始めている証拠だ。


準備ができた人に起きること

準備ができた人は、何か劇的なことが起きるわけではない。

ある日突然モテるようになるわけでもなく、運命の出会いが降ってくるわけでもない。PRIELLEはそういう嘘は言わない。

でも、一つだけ確かに変わることがある。

纏う空気が変わる。

自分を認めている人には、独特の落ち着きがある。「自分を大きく見せなくていい」という安心感が、表情に出る。肩の力が抜けている。笑い方が自然になる。

それは5キロ痩せた結果でも、デパコスに変えた結果でもない。自分に対する態度が変わった結果、外に滲み出てくるもの。

周りの人が「なんか最近、雰囲気変わった?」と言うかもしれない。あなたは何を変えたのか自分でもよく分からない。髪型も服もメイクも大して変えていない。でも何かが違う。

変わったのは、纏っている空気だ。

そしてその空気は、人を引き寄せる。正確に言えば、「その空気に気づける人」を引き寄せる。みんなに好かれるわけではない。でも、あなたの纏う空気の穏やかさに気づいて、その近くにいたいと思う人が現れる。

それがいつかは分からない。明日かもしれないし、半年後かもしれない。PRIELLEはタイミングを約束しない。

でも一つだけ確かなことがある。

準備ができている人は、来たときに受け取れる。

気づかずに通り過ぎることがない。「私なんかに」と弾いてしまうことがない。差し出された手を見て、「ありがとう」と握り返すことができる。


「愛される」は、ゴールではない

準備ができた自分は、それだけでもう十分に価値がある。誰かに愛されるか愛されないかに関わらず。

自分を認めている。自分の基準を持っている。自分の輪郭がある。好意を受け取れる。それだけで、あなたの毎日はもうかなり変わっているはずだ。朝の鏡の前で「悪くないな」と思える日が、以前より増えているはずだ。

愛されることは、その延長線上に「もしかしたら起きるかもしれない」こと。起きたら素敵だし、起きなくても自分の価値は変わらない。

あなたの価値は、誰かに愛されることで証明されるのではない。あなたが自分を認めていること自体が、すでに証明だ。


✦ ✦ ✦

PRIELLEが最初に掲げた言葉を、もう一度ここに置いておきたい。

「自分が好きな自分でいること。それだけで十分に美しいと、自分が知っていること。」

「自分が好きな自分」は、理想の自分ではない。今の自分の延長線上にいる、少しだけ機嫌のいい自分。朝、鏡を見たときに「悪くないな」と思える程度の自分。

それでいい。その「悪くないな」の積み重ねが、あなたの纏う空気を変え、あなたの毎日を変え、あなたの人生を静かに変えていく。

劇的な瞬間は来ないかもしれない。映画みたいな出会いも起きないかもしれない。

でもいつか、普通の火曜日の夜に、誰かがあなたに「今日、なんか楽しそうだったね」と言ってくれるかもしれない。あなたは自分が楽しそうにしていたことにすら気づいていない。でもそれは、あなたが自分を認めた結果として纏っていた空気が、隣にいた人に届いた瞬間だ。

そのとき、「ありがとう」と返せるあなたでいてほしい。

準備は、もうできている。あとは受け取るだけだ。

PRIELLE編集部

PRIELLE編集部

PRIELLE 編集

「あなたの価値は、あなたが決める。」をコンセプトに、 自己価値を高めたい女性のための情報をお届けしています。

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