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ライフスタイル STEP3

コンビニごはんをやめた夜のこと

コンビニごはんをやめた夜のこと

帰り道のコンビニ。

いつもの棚の前に立って、いつものようにおにぎりとサラダを手に取る。レジに並んで、袋に入れてもらって、家に帰って、テレビをつけながら食べる。味はそこまで覚えていない。お腹が満たされればそれでいい。

この食事を、週に何回繰り返しているだろう。

ある日ふと、「私はいつから自分にごはんを作らなくなったんだろう」と思った。

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コンビニごはんが悪いわけではない。忙しい日はあるし、疲れている日もある。コンビニのごはんに何度も助けられてきた。

でも、毎日コンビニで済ませているとき、そこにあるメッセージに気づいてほしい。

「私の食事は、これで十分だ」

もし大切な友達が毎晩コンビニのおにぎりだけで夕食を済ませていたら、「たまには美味しいもの食べなよ」と言うだろう。でも自分に対しては、そう思わない。自分の食事には手間をかける価値がないと、無意識に判断している。

食べることは、一日に何度もある「自分への行為」だ。何を食べるかは、自分をどうもてなすかということでもある。

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「自炊」と聞くと、ハードルが高く感じるかもしれない。

献立を考えて、買い物をして、切って、炒めて、洗い物をして——全部やろうとすると、確かに面倒だ。

でも、ここで言いたい「自分のために作る」は、そこまで大げさな話ではない。

パスタをゆでてオリーブオイルと塩で食べる。それだけでいい。スーパーで好きな惣菜を選んで、お皿に盛り付ける。それだけでもいい。インスタントの味噌汁に、冷蔵庫にあったネギを刻んで入れる。それだけでも十分だ。

大事なのは手間の量ではない。「自分のために一手間かけた」という事実だ。

プラスチックの容器ではなく、お皿に盛る。

割り箸ではなく、自分の箸を使う。

テレビをつけっぱなしではなく、好きな音楽をかける。

——どれも30秒あればできること。でもその30秒が、「ただの栄養補給」を「自分をもてなす時間」に変える。

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今夜、一つだけ変えてみてほしい。

コンビニに寄る代わりに、何か一つだけ自分で用意する。

卵を焼くだけでもいい。

ごはんを炊くだけでもいい。

もしそれも難しいなら、コンビニで買ったものをお皿に移すだけでもいい。

その一手間が、「今夜の私は、自分をもてなした」という小さな記憶になる。

食べ終わったあと、少しだけ気分がいいはずだ。

それが、自分を丁寧に扱うということの、一番身近な形だ。

PRIELLE編集部

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PRIELLE 編集

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