私の扱い方は、私が決める
自分の扱われ方は、誰が決めているのだろう。
相手だろうか。環境だろうか。運だろうか。
ずっとそう思っていた。
雑に扱われるのは、自分に魅力がないからだと。
大切にされないのは、大切にされるほどの人間ではないからだと。
扱われ方は、外側から与えられるものだと信じていた。
でも、違った。
✦ ✦ ✦
この数ヶ月、小さなことを一つずつ変えてきた。
朝のスキンケアを少し丁寧にした。「安いから」ではなく「好きだから」で選んだ。
部屋着のまま一日を過ごさないと決めた。
即レスをやめた。
「ごめんね」を「ありがとう」に変えた。
曖昧な誘いに「ちょっと考えるね」と言った。
どれも小さなこと。誰にも気づかれないようなこと。
でもこの全部に共通しているのは、自分を「扱い方を決める側」に置いたということだ。
以前は、自分の扱い方は他人の態度によって決まると思っていた。大切にしてくれる人が現れたら、自分も大切な存在になれると。
順番が逆だった。
まず自分が自分を大切にする。その扱い方が外に出る。すると周囲も、同じように扱い始める。
✦ ✦ ✦
自分の扱い方を自分で決めるとは、具体的にはどういうことか。
それは、日常の小さな場面で自分の基準を持つことだ。
何を食べるか。
何を着るか。
誰と過ごすか。
いつ返信するか。
何を断るか。
何に「好き」と言うか。
——全部、自分で決めていい。
「みんながこうしているから」
「相手に合わせた方がいいから」
「こうするのが普通だから」
——そういう外側の基準で選ぶのではなく、自分の感覚で選ぶ。
選ぶたびに、自分の輪郭がはっきりしていく。輪郭がはっきりした人を、人は雑に扱えない。「この人には、ちゃんと向き合わなきゃ」と、自然に思う。
✦ ✦ ✦
誤解しないでほしいことがある。
自分を丁寧に扱うことは、わがままとは違う。
わがままは、自分の要求を相手に押しつけることだ。丁寧に扱うとは、自分の感覚を自分で尊重することだ。方向がまったく違う。
「私はこうしたい」を持つことと、「あなたはこうしなさい」と言うことは別の話だ。前者は自分軸、後者は他者への支配。PRIELLEが信じているのは前者だけだ。
自分を丁寧に扱うことは、誰も傷つけない。むしろ、自分を丁寧に扱える人は、他人のことも丁寧に扱える。自分のことを雑にしている人が、他人を本当の意味で大切にできるだろうか。順番は常に、自分が先だ。
✦ ✦ ✦
この記事を最後まで読んでくれたあなたに、一つだけ伝えたいことがある。
あなたの扱われ方は、あなたが決めていい。
誰かに決められるものでもない。生まれつき決まっているものでもない。今日から、今から、変えられる。
大きなことをする必要はない。
明日の朝、鏡の前で少しだけ丁寧に自分を整える。
好きなものを一つだけ選ぶ。
嫌なことに笑顔で応じない。
——その一つひとつが、あなたの扱い方を、あなたが決めているという証拠になる。
私の扱い方は、私が決める。
その言葉を、静かに、でも確かに、自分の中に置いてほしい。
あなたの佇まいが変わり始めるのは、きっとそこからだ。
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